不用な冷蔵庫ってどうするの!? 処分? 回収してくれる?

2023.11.30

買い替えのタイミングで一緒に処分するのが一番だと思いつつも、不要な家電としてサイズが最大クラスの冷蔵庫をどうするかは、気になるところです。気をつけておきたいのが、家電リサイクル法の問題。
ここでは、壊れた冷蔵庫の場合と、壊れていない冷蔵庫の場合、それぞれの回収・処分方法をご紹介していきます。

冷蔵庫は、家電リサイクル法に基づいての処分が求められる

これは正しいですが、完璧な答えではありません。というのも、壊れている冷蔵庫を処分するには、家電リサイクル法に基づいて処分を行わないといけない、ということです。

ちなみに家電リサイクル法とは

「廃棄される家電製品から使用可能な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減らして資源の有効活用を促進する法律のことで、「家電4品目」に指定されている「冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機」を処分する際に義務付けられています。

なかには、法律を守らずに不法投棄をする悪質な回収業者もいるようで、経済産業省が警告を出しています。法律で決まっていることですので、遵守していきましょう。

では、壊れていない、まだ使える冷蔵庫はどうしたら良いのか? まだまだ道はありますよ。

 

使わなくなった冷蔵庫に残された7つの選択肢

前段では、壊れている冷蔵庫はどうしたら良いのか、についてお答えしましたが、ここでは壊れていない、まだ使える冷蔵庫はどうしたら良いのか、を紹介していきます。その方法は、7つあるんです。

1:新しく購入した冷蔵庫の搬入時に引き取ってもらう

購入する予定、購入したという方は、購入先の店舗に古い冷蔵庫を引き取ってもいましょう。リサイクル料金や収集運搬料金は必要となりますが、手続きの手間も少なく、何より自身での運搬がないのでお手軽です。

2:古い冷蔵庫の購入店に引き取ってもらう

新しい冷蔵庫を購入する予定がなく処分したい場合は、使用している冷蔵庫の購入店舗に問い合わせましょう。家電リサイクル法により販売した冷蔵庫の店舗は処分を依頼されたら受け付けるように定められているので、必ず引き取ってくれます。

3:自治体の指定場所に持ち込む

おそらく最も安い処分方法は、指定の引取場所に持ち込むことです。家電リサイクル券の振込用紙に必要事項を記入し、郵便局窓口でリサイクル料金を支払い、指定の引取場所に自身で持ち込み、処分する方法です。

4:自治体に問い合わせて回収事業者を教えてもらう

冷蔵庫の購入店が不明の場合や引越しにより購入店が遠方になってしまった場合は、市区町村に問い合わせてみましょう。引き取りをしてくれる小売店や事業者を紹介してくれるか、市区町村自体が回収を受け付けてくれる場合もあります(リサイクル料金と収集運搬料金がかかります)。

7つの選択肢のつづき

5:不用品回収事業者に依頼する

不用なものがたくさんある場合は、一気に引き取ってくれる事業者への依頼がスマートです。指定日時に不用品を家まで回収しに来てくれますし、粗大ごみシールもいりません。自身の手間も少なく、リサイクル料金がかからない、そして処分場に持ち込まなくても良いですからね。ただ、冷蔵庫のみの回収だと割高の可能背もありますので要確認です。

6:フリマやネットオークションに出品する

製造年から510年以内の冷蔵庫は、買い取ってもらう方法もあります。それがネットオークションやフリマアプリ。比較的に型が新しい物なら高値も期待できます。ただ、買い手がなかなか見つからない、送料が思ったより高額など、懸念点は多くなるでしょう。

7:リサイクルショップで買い取ってもらう

中古品販売のリサイクルショップは、冷蔵庫の買取を受け付けていることが多いです。無料出張サービスを展開しているお店もあるので、査定・買取をお願いしてみるのもひとつの手です。ただ、古い冷蔵庫は買い取ってもらえないことがあるので注意です。

いかがでしょうか。それぞれにはメリット・デメリットがあるので、皆さんの状況や希望に当てはまる処分方法で冷蔵庫に未来を与えてみてください。せっかく使った家電製品ですから、最後まで愛を持って接してあげてくださいね。