温暖化はこのまま進んでしまうのか。

2023.03.17

この20〜30年の間に「地球温暖化」というフレーズを見聞きする機会が増え、皆さんも幾度か触れたことがあると思います。テレビや雑誌、学校や社会において警鐘を鳴らす意味や注意喚起を促されたことってあると思います。今一度、この地球温暖化ということについて考え、「このまま進むと、結局どうなるの? 」という疑問にフォーカスしたいと思います。

“温暖化”という言葉をつい好意的に捉えてしまう

子どもの頃、「温暖化するなんて、すごくいいじゃん」と思った方、感じた方いませんか? 「二本もハワイみたいになればラッキー! 」のように。この温暖化という言葉のせいで、ついつい楽観的に捉えてしまいがちではあります。そもそも地球温暖化とは、大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロンなどの温室効果ガスが増え過ぎてしまい、宇宙に逃げようとしていた熱が地表に留まり気温上昇や地球全体の気候変化がなされることを指します。単に日本→ハワイということではなく、異常気象による河川の氾濫や土砂災害、健康障害や疫病の流行などを引き起こすのです。平均気温が1℃上昇しただけでも与える影響はこれだけあります。

なぜ起こる? 地球温暖化の原因

地球温暖化を引き起こす主な原因と考えられているのが、二酸化炭素(CO2)が増えたことによる影響。二酸化炭素の排出が急激に増え始めたのは、18世紀の産業革命以降。石炭や石油などの化石燃料を燃やし、大量のエネルギーを得るようになったことで大気中の二酸化炭素が急速に増加。それによって膜ができて熱を地表に閉じ込める形になった、と。人々が豊かな暮らしを求めてさまざまな進化・発展を遂げた代償とも言えるでしょう。増えてダメなら減らそう、と簡単にできればいいのですが、大企業の企業活動や人々の生活を急にシフトチェンジするのは簡単ではありません。あれやこれやとさまざまな施策や方針を打ち出し世界規模でこの問題に取り組んでいます。

平均気温が4℃上昇するだけで絶滅!?

上記はちょっと大袈裟な言葉・表現ではありますが、ある調べでは、平均気温が4℃上昇することにより種の絶滅リスク、世界で食糧生産が危険にさらされるという報告もなされています。地球に起こった気温変化という点では、「急激な気候変動(産業革命以降)」と呼ばれる例外を除けば、約10万年のサイクルで起きてきた自然現象です。産業革命以降の気温変化は短期間で起きているため、多くの野生生物が環境の変化に対応できていないために減少・絶滅の恐れが高いのです。温室効果ガス(二酸化炭素・メタン・フロンなど)の排出量が増え続ければ、地球の自然環境は大きく損なわれることになりかねません。