日本最大級のリユースデパートであるコメ兵(KOMEHYO)が2024年8月に小学生向けのリユースの重要性を伝えるイベントを開催していました。昨今、リサイクルやリユースの大切さや資源問題により、大人はもちろん、これからを背負って立つ子どもにもその重要性を伝え、教えていくためのもの。接点の低い世代に対して「何ができるか? 」を考えた新しい試みのようです。
小学生向けのイベント「KOMEHYOキッズアカデミー」
2024年8月、イベント会場には約320名の小学生が集まり、参加した子どもたちの99%が来年への参加を希望したほど、実りある時間となったようです。国内のみならず、大量生産・消費・廃棄による環境負荷は、地球規模で解決を急がれる課題となっています。そのど真ん中にはファッション業界が含まれており、中古品の販売・買取事業を展開するコメ兵にとっても、直面している課題と言えます。ビジネスとして、リユースの担い手として、新たに「リレーユース」を打ち出し、価値創造を行なっています。
中古販売の社会的意義を伝えるための当イベントは、子どもの参加意欲を高めるために体験型コンテンツを盛り込み、継続的に開催されるイベントへと成長をしていきそうです。
コメ兵が打ち出したリレーユースとは?
リレーユース=「つくる人に経緯を持ち、つなぐ人に感謝し、手にする人に感動を提供する」という思いを掲げ、「再利用のみならず、良質・価値の伝承を推進していく」取り組みを指しています。これはつまり、無闇矢鱈にサステナビリティに関連付けたわけではなく、日頃からビジネスとして展開しているコメ兵の取り組みを改めて、言語化したものとも言えます。
コメ兵担当者曰く、「日々の活動が結果的にサステナビリティに寄与しています」とのこと。創業時から掲げている「捨てることを前提とした消費ではなく、次世代へつなぐことが前提の一時所有」を再定義しているとも言え、これらを接点の少ない世代へと伝える術として、キッズアカデミーを活用しています。“リユースは楽しい”を子どもたちへ。
体験コンテンツを通して、より身近なものへ
宝石を題材とした「資源やリユースについての特別授業」や「宝石の価値を見極める鑑定士体験」といった体験型コンテンツで小学生の心をGETしていた模様です。その他、「アップサイクルジュエリーの制作体験」など、併せて60分のプログラム。職業の疑似体験は子どもにとって、良い経験となったことでしょう。体験型コンテンツとした大きな理由は、「楽しくリユースに触れてもらいたい」というコメ兵の想いから。
2023年に制定されたリユースの日(8月8日)に開催。夏休みの自由研究にも活用できるとあって、応募数は予想以上だったとか。今後も参加型のイベントを開催する予定だそうなので、コメ兵の動向にも注目ですね。