ジョギング×ゴミ拾いの融合であるプロギング。スウェーデン発祥のフィットネスとして昨今、注目を集めています。ひとりでも友人・知り合いと一緒でも良いのですが、健康増進やストレス解消、交流の促進などの効果が期待できるとされています。個人レベルでも行われていたり、大規模なイベントにもなっていたりと、普及が進んでいます。
まずは知りたい、プロギングとは?
スウェーデン語の「拾う(PlockaUpp)」と英語の「走る・ジョギング(jogging)」をかけ合わせた、スウェーデン発祥のジョギングをしながらゴミを拾うスポーツのこと。そう、プロギングはスポーツなんです。2016年ストックホルム出身のアスリート・エリック・アルストロム氏が始めたことがきっかけで広まったと言われています。運動をしながら環境美化に貢献できるプロギングは、スポーツ庁を中心にSDGsスポーツとして広まりを見せています。スポーツと言うからには、ルールもしっかり存在しているのかと思いきや、細かい取り決めは特になく、自由に楽しく、個々人の裁量に委ねられています。だから、始めやすいのです。
これからも広がっていくプロギングの輪
ゴミを拾うことで街がきれいになり、環境の向上や地域の治安の改善にもつながります。プロギングのやり方は至ってシンプル。ゴミ袋を用意して、ジョギングを行いながら見つけたゴミを拾うだけ(必要なら軍手など汚れないような準備もお願いします)。イベントでは、拾ったゴミの重さを比べることで楽しみ、新しい交流も生まれているようです。なかには、拾ったゴミやイベントの様子をSNSに投稿する例も多く見受けられます。ちなみに愛知県では2020年頃から活動が盛んになり、現在は17団体が日々活動をしていると言われてます。週末には各地でイベントが開催されています。
プロギングの楽しみ方はとてもシンプル
プロギングの良さは、何と言っても経験者と初心者の間に技術的な差が生まれにくいため、誰でも気軽に参加できるところにあるでしょう。推奨されている楽しみ方としては、「参加者同士で声を掛け合う」。写真を撮ったり、音楽を聴いたり、「いいね!」「やったね!」とゲーム感覚で楽しむのもおすすめです。大切なことは、「無理のない範囲で取り組む」です。ひょっとしたら見つけたゴミはすべて拾いたくなるかもしれない…けれども、いきなりすべては無理…ゴールが見えないことで挫折してしまう人もいるかもしれません。しかし、決してそんなことはなく、自分の範囲で行えばOKなのです! 趣味の無い方の新たな趣味となったり、会話の少なくなった親子の会話の糸口やキッカケになったり、人とのコミュニケーションに苦手意識のある人のツールになったりと、プロギングには可能性が詰まっています。